答:救いの主な本質は二つある:
1.罪をゆるす(ルカ1:77)。また、「罪のゆるし」とも言う(使徒5:31)。これは人類が自ら解決できない罪の問題を解決し、「わたしたちは、御子にあって、神の豊かな恵みの故に、その血によるあがない、すなわち、罪過のゆるしを受けたのである」(エペ1:7)。罪のゆるしの意義とは「罪を主に認められない」(ロマ4:8)また、「行いがなくても神に義と認められた」(ロマ4:6)、罪とされないばかりでなく、義と認められた事は「ただで義とされた」のであって、働かなくても報酬を受けたことである(ロマ4:4)。
2.命を賜う(ヨハ10:10,28、5:40)。また、「命の恵み」とも言う(Ⅰペテ3:7)。これは人類が自ら受けられない命の問題を解決する。世の人は罪に死ぬ、これは霊と肉の死を含める。しかし、「御子を信じる者は永遠の命をもつ」(ヨハ3:36)、「死から命に移っている」(ヨハ5:24)のである。なぜなら、「恵みもまた義によって支配し、わたしたちの主イエス・キリストにより、永遠のいのちを得させるためである」(ロマ5:21)。総括すれば、救いとはただで人に罪の赦しを得させ、義とされ、永遠のいのちを得させるのである。