安息日

安息日の目的とは何ですか?

私たちはどんなに忙しくても、休息を必要とします。それを通して、脳をスッキリさせ、体力を回復します。

神は私たちと違って休息を必要としません。神は全能であり、永遠に疲れることはありません。しかし、神は宇宙万物を創造された後に休まれました。

「神は第七日にその作業を終えられた。すなわち、そのすべての作業を終って第七日に休まれた」(創2:2)。

慈愛なる天の父は、私たちよりも、私たちの必要とするものを理解されています。神は、私たちの心と身体が仕事で容易に疲弊し、休息する時間が必要であることと知っています。だから、神は被造物に対する思いやりから、一週間を作り、週の最後の日を休日としました。この日は安息日と定められ、私たちが日常の仕事を休み、安息を楽しむ日であります。

「六日のあいだ働いて、あなたのすべてのわざをしなければならない。七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざをもしてはならない。あなたも、あなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、牛、ろば、もろもろの家畜も、あなたの門のうちにおる他国の人も同じである。こうしてあなたのしもべ、はしためを、あなたと同じように休ませなければならない」(申5:13~14)。

それゆえ、イエスは言われました、「安息日は人のためにあるもので、人が安息日のためにあるのではない」(マコ2:27)。神が私たちのために安息日を定めたのは、私たちが一時的に仕事を休み、永遠の命を追い求めることが出来るようにするためです。