最後のさばき

イエスはいつ再臨するのですか?

「わたしの父の家には、すまいがたくさんある。もしなかったならば、わたしはそう言っておいたであろう。あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしのところに迎えよう。わたしのおる所にあなたがたもおらせるためである」(ヨハ14:2~3)。

主イエスは弟子たちに、必ず天の家へ迎えるために帰ってくると約束しました。

この世界は永遠に存在することは出来ず、キリストの再臨によって滅びます。確かな時間については誰も知りません。しかし、イエスはご自身が再臨する前に起こる兆候を教えてくださいました:それは、戦争、飢饉、天災、罪悪の増加、宗教の迫害であり、民衆は真理を拒み、真理が混乱へと陥ることです。

「また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう」(マタ24:12)。

大部分の人がキリストのご再臨の問題について考えたことはないでしょう。しかし、聖書には「ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起るであろう。ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていたが、そこへ洪水が襲ってきて、彼らをことごとく滅ぼした」(ルカ17:26~27)とあります。平穏な生活を送る世の人々は、世界の滅びについて考えることはしないからです(Ⅰテサ5:3)。

私たちはこのような兆候、予兆を見ることが出来ます。社会の暴力と神を冒涜することが増え、各国が大量の殺傷性武器を蓄積し、人類が地球の生態環境を破壊します。いつの日か、神の寛容も終わります。この御国の福音は、「すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである」(マタ24:14)。その時、主はご再臨し、その正義に応じて世の人々をさばき、天地を滅ぼし、永遠の命を主に属す人に与え、永遠の刑罰をもって主を信じない者を罰するのです。